身近にある四国霊場の札所や遍路道。
何気なく通り過ぎたりお参りしているけれど、ちょっとした知識があると、よりおへんろが楽しくなる!
今年も四国遍路やさぬき市内の上がり3か寺を深く学べる「おへんろつかさ養成講座」が開講!
ただいま受講生を募集中!
お遍路の基礎から教えてもらえるので、これから巡礼を予定している方にもおすすめ。
四国遍路がますます面白く感じられる講座の内容をご紹介します。
おへんろつかさ養成講座はさぬき市にある四国霊場八十八箇所の上がり三ヵ寺とその周辺をより深く学び楽しんでもらう目的でスタート。
お遍路の勉強だけでなく、遍路に欠かせないお接待の心を学び、さぬき市の自然や文化、食も同時に発信できる「達人」を育てるのが特徴です。
主催はさぬき市内の上がり3か寺を中心に活動する「おへんろつかさの会」。
これまでにお接待やまちあるきなどでも一般の方に広く遍路を知ってもらおうと活躍されてきたみなさんだからこそできる、学びの深い講座です。
ちなみに「おへんろつかさ」とは、お遍路を知り・お遍路を理解し・お遍路文化を継承していく人たちのこと。
すなわち『お遍路を司る人=おへんろつかさ』!
この名前は四国霊場280回巡拝した大先達 中務茂兵衛(なかつかさもへえ)のイメージから名付けられました。
今年の「おへんろつかさ養成講座」は今年8月〜翌年2月までの全7回開催。
おへんろの基礎からへんろ道の成り立ち、納経帳の歴史、札所の建築、世界遺産登録に向けた動きなど…
四国遍路の最新情報もわかりますので、これから巡礼にチャレンジしたい方にもおすすめ。
お寺の勉強会では現地を実際に歩きながら解説していただくほか、ご住職から直々にお話しをお聞きでき、貴重なお寺の資料も見せていただけます。
(大窪寺の槙野恵純ご住職)
志度寺ではお寺に残る「海女の玉取伝説」の縁起絵。
長尾寺では静御前の剃髪塚(吉野の山で義経と別れた後、長尾寺で出家した証)
大窪寺では結願寺ならではのものなどなど、知れば札所のイメージが変わる体験になること間違いなし!
こんな場所を江戸時代の人たちは歩いていたのか!と長年同じ思いで歩き続けてきたお遍路さんの思いを感じることができるのもこの講座ならでは。
(秋の「空海セミナー」の様子)
全7回の講習会のうち4回以上の講習を受けられた方には修了証書が渡されます。
卒業後、よりお遍路を深掘りしたい方は「おへんろつかさの会」で活動してみませんか?
現在さぬき市内外のメンバー100名以上で活動している「おへんろつかさの会」。
札所でのお接待やイベントでのボランティアガイド、札所をメインとしたまちあるきイベントの主催、おへんろに関するセミナーなど、一般の方へ観光の面でも四国遍路を楽しんでもらう企画を一緒に作り上げることができます。
(わらべ地蔵を掘るワークショップ)
自分の「好き」な分野を掘り下げていくことも可能!
仏像・写経・札所・グッズなどなど、さまざまな分野の同好会がありますので仲間もたくさんできます♪
その一歩としてまずは養成講座からチャレンジを!
「おへんろつかさ養成講座」は現在15期生となる受講者を募集中!
「おへんろつかさ養成講座」は現在15期生となる受講者を募集中!
締め切りは8月15日(水)消印有効です♪
詳しくは「おへんろつかさの会」ホームページでチェックを!→https://www.ohenrotsukasa.com/
令和6年度おへんろつかさ養成講座
開講期間/2024年8月24日(土)〜2025年2月2日(日)までの月1回全7回
時間/9:10〜12:30
場所/おへんろ交流サロン、志度寺、長尾寺、大窪寺、遍路道、前山公民館など
受講料/3000円(資料代ほか)
応募条件/・お接待の心、おもてなしの心をもった方。
・おへんろの文化、歴史に高い関心を持った方。
・養成講座会期中、4回以上参加可能な方。
※県外の方でも参加可能
※受講後、観光ガイドとして活躍いただける方は大歓迎!
応募締め切り/2024年8月15日(水)
お申込方法/専用フォーム、e-mailにて受付中。
・専用フォームはこちらをクリック!・e-mail…氏名・電話番号・住所を書いて、ohenrotsukasa.apply@gmail.comへ送信。
お問い合わせ先/0879-52-0208(さぬき市へんろ資料館)