2024年10月18日

2025年大河ドラマ『べらぼう』の予習に!「まんでがん源内塾」開催中@志度

IMG_6368-265b0-thumbnail2.jpg

平賀源内が生まれたまち、志度にある「平賀源内記念館」で、毎年恒例の講座「まんでがん源内塾」がはじまりました。

専門の講師を迎えて、さまざまな角度から毎年違った角度で源内について学ぶ貴重な時間。

今年は2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』放映に合わせて、その主人公 蔦屋重三郎と平賀源内のつながりを学びます。

江戸のメディア王と江戸の奇才。ふたりはどんなふうに出会い、どんな化学反応を当時もたらしたのでしょうか?

来年の大河ドラマが楽しみになる「まんでがん源内塾」にあなたも参加してみませんか?



IMG_4607-e897c-thumbnail2.jpg

エレキテルや「土用の丑の日」のキャッチコピーで知られる平賀源内。

実はそれだけではなく、さまざまなジャンルの達人であることが志度にある「平賀源内記念館」に行くとよくわかります。


そんな源内の人物像や人脈の広さを深く学べる「平賀源内記念館」毎年恒例の講座「まんでがん源内塾」。

今年度は9月29日(日)に開講し、全6回開催されます。

IMG_3656-thumbnail2.JPG

今回は来年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の放映が決定したことを記念しての企画!

「平賀源内が蔦屋重三郎に与えた影響とは? 『べらぼう』を100倍楽しく見る方法」と題して、『べらぼう』の主人公である蔦屋重三郎と平賀源内のつながりを多方面から紐解いていきます。

蔦屋重三郎は江戸時代に一世を風靡した「版元(出版人)」。

遊郭・吉原で育ち、23歳のときに茶屋の軒先を借りて書店兼貸本屋をオープン。

店の主力商品でありながら、当時課題だらけだった「吉原細見(吉原遊郭のガイドブック)」を刷新するために活躍されました。

その後も新人作家や浮世絵師を発掘し、黄表紙(江戸時代に流行した漫画本)、洒落本を出版して大ヒット。

喜多川歌麿や東洲斎写楽も彼が才能を発掘し、世に送り出したと言われています。

また、その手腕から『江戸のメディア王』とも呼ばれました。


平賀源内とのつながりは、「吉原細見」の序文を当時浄瑠璃作家として大人気だった福内鬼外(平賀源内のペンネーム)にお願いしたこと。

おかげで大勢の読者の注目を浴びたそう!

出版という業界の中で非常に活動する立ち位置が近かったふたり。

大河ドラマの中でも重要な見どころとなる蔦屋重三郎と平賀源内のつながりを予習できる講座になりそうです。

(ちなみに平賀源内役は安田顕さん! こちらもお楽しみ♪)

IMG_5757-ac3de-thumbnail2.jpg

まず、次回10月20日(日)開催の第2回では日本女子大学教授の福田安典さんを講師にお招きし、ドラマの裏側までを。

11月17日(日)開催の第3回では、海外でもお香の講習会を開催している、志度の「株式会社一(いち)」代表取締役で調香師の岩佐一史さんが登場。

平賀源内が作り始めたという「源内櫛」と、源内が得意としていた薬草研究(本草学)を取り上げた講座を行います。


そして大河ドラマ『べらぼう』がスタートするのは2025年1月5日(日)。

その後に開催される第5回・第6回は特別講座!

「たばこと塩の博物館」主任学芸員の湯浅淑子さんが『江戸の出版事情と蔦屋重三郎の仕事』と題した講座を。

月刊「東京人」編集長の高橋栄一さんが『蔦屋重三郎が吉原細見序文の執筆を平賀源内に依頼した本当の理由とは?』と題して、講座を行います。

IMG_5764-d4a4e-thumbnail2.jpg

聞けば聞くほど、大河ドラマが楽しみになり、江戸時代において超有名エンターテイナーであった平賀源内のことをもっと知ることができるはず!

「第9期 まんでがん源内塾」は1回ごとの受講も可能。(すでに満席の場合は参加ができません。空席をお問合せください。)

ぜひ気になった講座に参加してみてくださいね。

参加希望の方は事前予約も可能です。

まずは「平賀源内記念館(087-894-1684)」にお問い合わせを!



令和6年度「第9期まんでがん源内塾」
2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』放映記念〜平賀源内が蔦屋重三郎に与えた影響とは?『べらぼう』を100倍楽しく見る方法
開催日/9月29日・10月20日・11月17日・12月15日22日・2025年1月19日・2月16日(日曜日)
会場/平賀源内記念館2階 大会議室
受講料/第1回〜4回 前売600円・当日700円/第5回〜6回 前売700円・当日800円
定員/30名(先着順)

posted by sanuki-asobinin at 17:25| 香川 ☁| Comment(0) | 歴史・文化財 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。