大串半島にある「さぬきワイナリー」にて今年も新酒3種が完成!
そのうちの一つ、香川県のみで栽培される品種「香大農R-1」を使用した新酒赤ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の瓶詰めが11月15日(金)に行われました。
フルーティな香りに包まれる工場には、原料ぶどうを研究している香川大学農学部の学生さんの姿も。
今年の新酒の出来具合や、学生さんたちに「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」への印象をお聞きしてきました!
さぬき市北端、瀬戸内海を見下ろす大串半島にある「さぬきワイナリー」。
この週末は年に一度の「さぬきワイン新酒まつり」が開催されます。
その前に報道関係者に向けての新酒ワインの瓶詰め作業が公開されました。
さっそく工場の中に入ってみると…
瓶詰め作業が行われていました!
洗浄した瓶に注がれているのは、香川県限定栽培のワイン用ぶどう「香大農R-1」で仕込んだ新酒赤ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」。
今年9月末に仕込みが行われたばかりですが、新酒ということもあり1ヶ月ちょっとで出荷されます。
瓶詰めのお部屋は赤ワインの濃厚な香りでいっぱいに。
毎年思いますが、ここにいるだけでワインを飲んだときのような心地よい気分になります♪
昨年リニューアルしたばかりのラベルには「2024」の数字が。
そんな「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2024」はいよいよこの週末、11月17日(日)に解禁!
750ml・2750円、6000本限定販売です!
今年も県内はもちろん、日本全国にいるソヴァジョーヌファンの元へ出荷されます。
さて、今年の出来栄えはいかがでしょうか?
松本副工場長によりますと…
「今年は雨も少なくぶどうの収量自体は少なかったけれど、糖度が上がってすっきりとしたワインに仕上がったと思います。いつもよりもまろやかになったんじゃないかと。」
とのこと。
猛暑を通り過ぎ、酷暑となったこの夏は、低温で仕込むことで香りを残していくワインにとって厳しい環境。
そんな中で今年は醸造場内にクーラーを設置!
おかげで例年以上に香りを楽しめるものができたそうです。
グラスに注ぐと新酒らしいフレッシュな香りと濃い色合いにうっとり♪
この色の濃さは「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の特徴の一つ。
原料の「香大農R-1」が通常のワイン用ぶどうの2〜3倍多くのポリフェノールを含むものであるため、こういった濃い色合いに仕上がります。
重めな見た目に反して飲み口はとってもすっきり。
初心者の方にこそ飲んでほしい赤ワインになっています。
「赤ワインなのでお肉に合わせていただいてもいいですし、地元の食材など何に合わせても美味しいです」と松本副工場長。
原料ぶどうを開発した香川大学農学部の望岡教授は、讃岐の郷土料理である醤油豆やだし巻きたまご、ショートケーキにも合うと言われていたので、新酒にいろんなメニューを合わせて楽しんでみてくださいね。
ワインそのまま飲むのが苦手という方は、「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」とぶどうジュースをブレンドしてぶどう感たっぷりのカクテルを作って飲むのもオススメです。
また、11月17日(日)に同時リリースとなる新酒白ワイン、新酒赤ワインにも注目を!
今年からシンプルでシックなラベルに変わりました!
昨年ぶどうの収量が足りなくてリリースできなかった新酒赤ワイン。
今年はさぬきワイナリーの圃場で収穫されたベリーAを100%使用し、完成。
1000本限定で販売されます。
お盆の時期に仕込みが行われた新酒白ワインは香川県内のデラウェアが原料。
こちらも1000本限定のリリースです。
新酒白・赤ワインは地元のファンも多く、すぐに完売してしまいますので、ゲットしたい方は17日(日)の新酒まつりに足を運んでみてくださいね。
原料ぶどう「香大農R-1」の研究ゼミの学生さんたちにもインタビュー!
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の仕込みや瓶詰めの時には、原料ぶどうを開発した香川大学農学部望岡教授のゼミ生さんが毎回見学に来られています。
今年は4名の学生さんと大学院生さんが来られていましたのでお話をお聞きしてみました!
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の印象をお聞きしてみると…
(写真一番右/香川大学農学部4年生 木下真次さん)
「去年のソヴァジョーヌ・サヴルーズを買ったんですが、実は飲まずに置いてあるんです。今年の新酒と並べて飲み比べしてみたいと思います!楽しみです。」
(写真右から2人目/香川大学農学部 院生 徳永暉さん)
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズはとても飲みやすいので、毎年家族や親戚に送っています。あとゼミの先輩からの伝統で、瓶詰めの日に自転車でワイナリーまで行くというのがあって…今日は自転車で大串まで漕いできました!笑」
大学院生の妹尾美憂さんと農学部4年生平田晴菜さんは「香大農R-1」と食用ぶどうの研究を共同でおこなっているそう。
(写真左/香川大学農学部4年生 平田晴菜さん)
「昨年は仕込みを、今年は初めて瓶詰めの作業を見にきました。普段見ることができないところを見られてとても新鮮でした。お酒はあまり飲まないんですが、ソヴァジョーヌ・サヴルーズは渋みが少なくて飲みやすいと思います♪」
(写真右/香川大学農学部 院生 妹尾美憂さん)
「年に一度、望岡先生といろんなワインを飲みにいく会があるんですが、赤ワインの中でもソヴァジョーヌ・サヴルーズはクセがなくて飲みやすいと思いました。なので渋めのワインが苦手な人にも飲んでもらいたいと思います。あと、物産センターにある香大農R-1のジュースも好きで、アルコールが苦手な方はそちらをぜひ飲んでいただきたいと思います。」
妹尾さんがおすすめしてくれた「香大農R-1」のジュースは工場隣の「さぬき市物産センター」で販売中ですよ〜!
原料ぶどうのパワーをしっかりと感じられるものに仕上がっていますのでこちらも注目を!
明日の新酒まつりでお買い物をするとお得なことも!
ご紹介した新酒ワインを購入するなら、明日11月17日(日)にさぬきワイナリーで開催される「さぬきワイン新酒まつり」がおすすめ!
新酒やさぬきワイナリーのワインの試飲販売を行う、ワイナリー隣の「さぬき市物産センター」で5000円以上お買い物をすると…
ワインバッグと抽選券がもらえます!!!
特賞として沖縄の海に沈めたソヴァジョーヌ・サヴルーズ2022の「海底熟成ワイン(定価15000円!)」が1名様に当たるほか、にもさぬきワイナリーのワインが景品になっていますのでお楽しみに!
抽選は後日公式サイトやInstagramで当選番号が発表されますので要チェック!
新酒まつりについて詳しくはこちら!→ 3つの新酒を楽しもう!「さぬきワイン新酒まつり」開催決定!@大串
さぬきワイナリー新酒まつり
開催日時/2024年11月17日(日)10:00〜15:00
場所/さぬきワイナリー周辺
内容/新酒の試飲販売・キッチンカー出店など
詳しくはこちら!→ 3つの新酒を楽しもう!「さぬきワイン新酒まつり」開催決定!@大串