2024年12月02日

瀬戸内国際芸術祭2025メインビジュアル完成!ロケ地はさぬき市津田湾!@津田

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来年4月開幕、さぬき市も開催地のひとつとなる「瀬戸内国際芸術祭2025」。

今期の「顔」とも言えるメインビジュアルがさぬき市津田町で撮影されました!

多島美を背景に、飛び込み台から津田の海へ続々と飛び込んでいく中高生たち。

その様子は瀬戸内国際芸術祭のどんな風景とリンクするのでしょうか。

「瀬戸内国際芸術祭2025」メインビジュアル撮影の様子をヒアリングすることができましたのでご紹介します!



さぬき市志度・津田エリアも開催地のひとつとして参加することが決まっている「瀬戸内国際芸術祭2025」。

その広報ツールとして多くの方が目にし、パンフレットやポスター、チラシ、グッズとしても展開されるのがメインビジュアルです。

これまでは瀬戸内の風景や、島のおじいさん・おばあさんが主役となり撮影されてきましたが…

「瀬戸内国際芸術祭2025」メインビジュアルの舞台はさぬき市津田町。

主人公は水着姿の中高生たちになりました。

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小豆島をはじめとする瀬戸内の島々を望む津田湾。

その沖合に浮かぶのは、津田の松原海水浴場で毎年夏に登場する飛び込み台。

今回のメインビジュアルは3パターンありますが…

まず1つめは台の上で押し合いへし合いしている水着姿の中高生たちの様子が。

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次のビジュアルでは徐々にみんなが津田湾へ飛び込んで…

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その次のビジュアルでは海に飛び込んだ子どもたちがだんだんと瀬戸内の沖へと広がっていく。

1人だけ台に残った子どもはその様子を静観しつつ、今にも動き出しそうな雰囲気があります。

瀬戸内の夏の風景として見慣れたシーンではありますが、どこか特異な印象を受けるこのメインビジュアル。

一体どんなふうに撮影されたのでしょうか?


メインビジュアル撮影の様子をお聞きしました

このイメージを作られたのは瀬戸内国際芸術祭がスタートした2010年からメインビジュアルを担当されているデザイナーの原研哉さん。

岡山県出身、日本デザインセンター代表取締役社長、武蔵野美術大学教授、日本グラフィックデザイナー協会副会長を務められ、わたしたちにとっては馴染み深い「無印良品」や「蔦屋書店」のブランドロゴを作られた方でもあります。

そんな原さんのイメージを形にされているのが写真家の上田義彦さん。

多摩美術大学グラフィックデザイン学科の教授であり、日本写真協会作家賞、東京ADC賞、ニューヨークADC賞など、国内外のさまざまな賞を受賞。

伊右衛門のCMなどを手掛ける動画ディレクターとしても知られています。

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(写真/日本ドルフィンセンター)

撮影は今年7月末、津田湾の東側にある「日本ドルフィンセンター」近くの沖で行われました。

直島や女木島などの瀬戸内国際芸術祭開催地でロケハンを行った結果、奥に瀬戸内の島並みが見えるこの場所を舞台にすることに決定!

飛び込み台は撮影のために津田漁協の漁師さんたちが船で運んでくれたのだとか。

撮影のために集まってくれたさぬき市周辺に住む60名の中高生たちにむけて原さん自身が笛を吹きながら合図を出し、撮影が行われました。

当初3日間かけて行う予定だったメインビジュアルの撮影も、スムーズに進んだことで1日で終了したのだそうです。


瀬戸芸で、変わる、動く、ひとのこころの動きを表現。

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(写真/夏の津田の松原海水浴場の様子)

出来上がったメインビジュアルは、瀬戸内国際芸術祭という瀬戸内を舞台としたイベントをきっかけに、多くの人の心が動く様子を表現しているように見えます。

どんどんと海へ飛び込んでいく中高生たちは、芸術祭をきっかけに瀬戸内の島へ多くの人が入っていく様を。

その動きは徐々に広域へと広がっていきます。

また、飛び込み台に残った最後の1人は「自分も一緒にその世界へ飛び込んでみようか?」と迷っているようにも見えてきます。


3年に一度のおまつりが瀬戸内に戻ってくること。

過去に体験したことがある方にとっては『わくわく』の再来、未体験の方の心には『そわそわ』を産むものになったのではないかと思いました。


来年の夏にはさぬき市でも多くのひとのこころが動くのだと改めて実感できるもの。

「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催がより待ち遠しくなりました!

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(写真/「瀬戸内国際芸術祭さぬき市実行委員会」活動の様子)

「瀬戸内国際芸術祭2025」でのさぬき市の志度・津田エリア開催期間は2025年8月1日〜31日。

現在、多くの方の『わくわく』をお迎えするべく、さまざまな準備が進んでいます。

市内で発足した実行委員会の動きをはじめ、瀬戸内国際芸術祭公式サイトで最新情報をチェックしながら3年に一度だけの海の祭典を楽しみましょう!

瀬戸内国際芸術祭2025について詳しくは公式サイト(https://setouchi-artfest.jp/)をご覧ください。


作品鑑賞パスポート発売中!

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(※15歳以下は鑑賞無料!「こどもパスポート」を会期中の案内所で無料配布しているのでゲットして作品スタンプラリーを楽しもう!)

作品の中には観覧が有料のものもあります。

各作品ごとに受付で料金を支払って鑑賞できますが、全ての作品を1回ずつ鑑賞できる「作品鑑賞パスポート」を持っているとスムーズに巡れて便利。

各作品ごとに鑑賞料を支払うよりもお得になっていますので、瀬戸内国際芸術祭を存分に楽しみたい方におすすめです。

春・夏・秋の各シーズンごとのもの(4500円)と、オールシーズン対応(当日券5500円)のものがあり、作品鑑賞ごとにスタンプを押印できるため御朱印帳のような楽しみ方ができたり、指定箇所での割引サービスも受けられます。

現在、オールシーズンパスポートを特別早割料金3800円で販売中!(2025年1月17日まで)

とってもお得なので、今のうちにお得なパスポートを購入してみてくださいね。

詳しくは瀬戸内国際芸術祭公式サイトのこちらをご覧ください。

https://setouchi-artfest.jp/buy/passport/



瀬戸内国際芸術祭2025

会期/

【春会期】2025年4月18日(金)〜5月25日(日)

【夏会期】2025年8月1日(金)〜8月31日(日)

【秋会期】2025年10月3日(金)〜11月9日(日) 

会場/直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・瀬戸大橋エリア・本島・高見島・粟島・伊吹島・高松港エリア・宇野港エリア・志度・津田エリア・引田エリア・宇多津エリア

鑑賞料金/税込・一部別料金の作品や美術館あり

【一般(19歳以上)】

 1作品500円〜/オールシーズンパスポート 特別早割3800円・前売4300円・会期中5500円/1シーズンパスポート4500円

【ユースパスポート(16歳〜18歳・要身分証明)】2500円

【15歳以下】無料・無料配布のこどもパスポートをもらえます

公式サイト/https://setouchi-artfest.jp/


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posted by sanuki-asobinin at 09:40| 香川 ☀| Comment(0) | 瀬戸内国際芸術祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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