津田の松原近く、ピッツェリアなどの飲食店や新しい施設が立ち並ぶ津田ふるさと海岸周辺エリア、通称「ウラツダ」。
この場所に今年夏新しい複合施設「PORTO BUILDING」が誕生します。
ただいま入居希望のテナント出店者を募集中!
オーナーはさぬき市津田地区地域おこし協力隊として「PORTO PIZZA」を営み、地域の交流拠点を作り続けている折口洋一さん。
前職の経験を活かした個人的な試みとして取り組むプロジェクトです。
どんな施設になるのか、詳しくお話しをお聞きしました。
さぬき市津田町、津田の松原から歩いてほど近くのところにあるピッツェリア「PORTO PIZZA」。
日々、自家製のピッツァを提供しながら「ウラツダ」と呼ばれるこの界隈のマップを制作したり、周辺飲食店と「別腹週間」といった食のイベントを開催している折口さん。
地域おこし協力隊としての任務として、空き家を活用した飲食店の経営とともにまちの活性化の拠点づくりを固めて来られました。
今年3月で任期満了となりますが、協力隊卒業後のフェーズとして取り組むのが「ウラツダ」での複合施設づくり。
津田町の百十四銀行近く、昔の商店街にあった旧岩崎玩具店の空き店舗を活用してこの夏のオープンを目指して準備中とのこと。
(「PORTO PIZZA」折口洋一さん)
「地域おこしに着任する前、不動産関連の仕事でテナントビルの開発を行っていました。
これまで自分が学んできたことを活かし、空き家の利活用を通じて津田のまちづくりに繋げていけたらと思っていたところ、たまたままちの人から物件を紹介いただいたことをきっかけに取り組むことになりました」
物件は津田ふるさと海岸「汽船通り」から海岸を背に歩いたところにある2階建ての空き店舗。
もともと玩具店のため敷地面積も広く、最近まで整骨院として使用されていたこともあって床も壁も綺麗な状態だとか。
(物件は「ごんべや」から歩いてすぐの場所)
1階はお客さんが入りやすいように雑貨のセレクトショップとカフェを。
2階は伝統工芸に触れられる体験工房にしたいと折口さん。
そのうち雑貨店は折口さんがオーナーとなり、地元の作家さんが作る工芸品などをセレクトする予定です。
瀬戸内国際芸術祭を意識してアートの分野にも関わるもの、また古い商店街の空き店舗を活用することで温故知新の拠点にできたらとお話ししてくださいました。
現在募集しているのは1階部分のテナントA(約29u)と2階のテナントB(約52u)。
1階は道路に面してガラス張りで、ウラツダをお散歩している方もふらっと立ち寄れる雰囲気です。
この夏開催地となる瀬戸内国際芸術祭に来られた方もゆっくりと過ごせる軽喫茶やテイクアウトができる飲食店を希望。
歩いてすぐのところに津田ふるさと海岸もあるので、ピクニックフードを販売するのもおすすめです。
2階は工芸作品の工房を想定。
作家さんの作業スペースやワークショップの場所としても活用してもらえたらとのこと。
2階で制作したものを1階の雑貨店で販売することもできますので、新たにアトリエを構えたい方は注目を!
(「PORTO PIZZA」折口洋一さん)
「オープンは2025年8月1日を予定しています。
一緒にまちを盛り上げてくれる方をお待ちしています。
その盛り上がりが自分たちにも返ってくるので、一緒にウラツダを盛り上げてくれたら嬉しいです」
新しくお店を構えてみたい方、事業拡大したい方、飲食店やアトリエの開業を目指している方はぜひ一度お問い合わせを。
店舗のスペースのみの貸し出しとなり、配置のアイデアはおまかせ。家具・什器は持ち込みが必要です。
2月末までは移住スカウトサービスサイト「SMOUT」からも問い合わせ可能ですが、3月以降もお問い合わせは可能。