2025年08月18日

【瀬戸芸2025】リーロイ・ニューさんの作品制作の様子をご紹介!@志度

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「瀬戸内国際芸術祭2025」夏会期、志度寺に設置されているリーロイ・ニューさんの『メブヤンのバランガイ(メブヤンの船または聖域)』。

日中は壮大なスケールの作品そのものの姿を。

日が暮れればさまざまな色合いにライトアップされて輝く様子を楽しめます。

実はこの作品、さぬき市で回収された竹とペットボトルでできているんです!

リーロイさんの作品にはどんなメッセージが込められているのか?

7月に開催された作品制作お手伝いの様子とともにご紹介します!

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さぬき市志度にある四国霊場八十八札所の「志度寺」。

志度寺は推古天皇の時代である625年にできたとされており、境内は重要文化財も多く、見どころがたくさんあるお寺です。

書院には日本の作庭家 重森三玲が志度寺に残る伝説「海女の玉取り物語」を模した枯山水が見られることでもお馴染み。

その枯山水越しにリーロイ・ニューさんの作品『メブヤンのバランガイ(メブヤンの船または聖域)』のひとつが設置されています。

(もうひとつは志度寺隣の「自性院常楽寺」さんの境内にあります)

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普遍的な曲線を描く透明な立体物はまるでSF映画に登場する宇宙船のよう。

しかし、よくよく見ると素材は竹と廃棄用のペットボトルなのです。

リーロイさんはフィリピンで大きな問題となっているゴミの廃棄を捉え、多量なゴミの中から今後の国の未来をどう作っていくかを作品のテーマにしています。

タイトルの『メブヤン』とは古代フィリピン神話の女神の名前で、『バランガイ』とは古代の船・聖域という意味。

『世界的に問題となっているプラスチックで造形したこの船が、宇宙船となって未来を指す大きな器でもある』とおっしゃっていました。

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また、この作品を枯山水のお庭越しに見せることで 彼が表現するフィリピンの神話や植民地時代前の船と志度寺の伝説がコラボ。

今回志度で瀬戸芸を開催するにあたり、総合ディレクターの北川フラムさんが「お遍路のお寺と作品のコラボ」を考えられていたこともあり、リーロイさんは志度のいくつかのお寺を見学。

彼の大きな作品を設置できるスペースが必要だったこともあり、志度寺での展示が決定しました。

まちを散策していると突如現る不可思議な立体造形。

歩いて作品を巡るのが楽しくなるものとして志度エリアの重要な拠点となっています。


7月21日(月・祝)、リーロイ・ニューさんの作品お手伝いを覗いてみると…

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時は遡って7月21日。この日は地元の方も参加できる作品制作のお手伝い日。

志度寺書院で作業が行われていると聞いて伺ってみると…

大きな竹のモニュメントが書院奥の曲水式庭園に登場していました!!

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細長い竹を格子状に組んだ土台に竹の輪をいくつも重ねています。

実はこの竹、今年春にさぬき市大川町のみろく自然公園から切り取ってきたもので、その数はおよそ500本だそう!

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中には曲がったものもあり、使える竹のみを幅2.5cmほど、長さ5mのパーツになるようにカット。

他の地域に比べて少し固めの竹だったのでカットする作業が特に大変だったようです。

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国の指定史跡でもある志度寺。美しい景観や文化財としての志度寺をそのまま生かすために、杭を打たずに板の上に砂利を乗せて重しをするなど、設置にもさまざまな工夫をされています。

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暑い中、「瀬戸内国際芸術祭サポーター こえび隊」のみなさんがお手伝いしながら作業が進められていました。

中には2010年からこえび隊に参加している白石さんの姿も。

竹の切り出しからずっとこの作品に関わられているそうです。

(「瀬戸内国際芸術祭サポーター こえび隊」白石さん)
「生まれは高松なんですが、志度の小・中学校を卒業したこともあって、ここに作品が来ると知って最初からお手伝いに参加しています。志度寺は自分が小学校の頃に五重塔が経った思い出もあり、そんな地元のお寺にフィリピンの作家さんの作品ができるのが嬉しくて。お手伝いで自分が作ったパーツを探して『ここは俺が作った!』と自慢できるので、地元の人もたくさん瀬戸芸に参加して欲しいですね。」

日常の中ではやらない作業を体験できたり、いろんな世代の人と交流できるのも瀬戸芸のお手伝いの魅力!と楽しそうに教えてくださいました。

瀬戸内国際芸術祭2025のお手伝いは現在も受付中。興味のある方はぜひ「こえび隊」公式サイトからお申し込みを!→こちら

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メインのワークショップ会場、書院に行ってみると…

作家のリーロイさんご本人がいらっしゃいました!!

海外の作家さんとこんなに近い距離でお会いできるなんて、さすが瀬戸内国際芸術祭!

笑顔で作品のことやお手伝いの内容を教えてくださいました。

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この日のお手伝い内容は作品で使用するペットボトルの加工。

さまざまな大きさのペットボトルを横にカットして切り込みを入れていくチームと、小さなペットボトルで花を作るチームに別れて作業を行います。

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このペットボトルはさぬき市がゴミとして回収したものを約600本収集!

中には硬いものもあり、カットに慣れるまではひと苦労するシーンも。

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頭、胴体、底に分けられたペットボトルたち。一体どこのパーツとして使われるのか、手がけた本人はドキドキです🎵

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こちらはペットボトルのお花チーム!

ド派手な蛍光グリーンのペットボトルはフィリピンで販売されている「マウンテンデュー」のもの。

通常蛍光色のペットボトルはリサイクルしにくいことから禁止している国が多いそうですが、フィリピンでは使用が緩和されているため作品に使うことに。

あらかじめ縦に切り込みが入っている部分を好きに折り曲げて花を作っていきます。

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手先でパーツを摘んで思うがままに曲げるだけでできる作業なので、隣の人とおしゃべりしながら楽しむ方も。

和気あいあいとした雰囲気の中で続々と花が開いていきます。

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地元の小学生のお子さんも大作を続々と誕生させていました!!

せっかく地元に瀬戸芸が来るならと、中学生のお兄ちゃんとお母さんと3人で参加されていましたよ〜!

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自分もチャレンジしてみましたが、形から作った人の個性が出るう〜!!

この自然の風景をバックに見ると異世界感たっぷり…

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上の写真が完成した作品ですが、みんなで作ったペットボトルのパーツや花たちがあちこちでしっかりと使われています!

たしかに『ここ、わたしが作った!』って言いたくなります〜!笑

ぜひ作品の細かいところにも注目してみてくださいね。

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(写真:自性院常楽寺)

ちなみに、リーロイさんの作品は志度寺書院奥の曲水的庭園と、志度寺の南側にある「自性院常楽寺」の2箇所に設置されています。

※スタンプは志度寺の中にあります。

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自性院常楽寺さんの中にある作品の形はまたちょっと違うのでこちらにも注目を。

また、この作品の近くにかの平賀源内のお墓もありますのでご覧になってみてくださいね!


夜はさらに宇宙船のように輝きます

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リーロイさんの作品は毎日日暮れから21時ごろまでライトアップしています。

次々と色がかわるのでお子さんも楽しめますよ〜!

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自性院境内の作品のほうは志度寺の五重塔とのコラボも素敵。

ベストアングルを見つけて素敵な写真を撮影してみてくださいね🎵



瀬戸内国際芸術祭2025夏会期 志度・津田エリア

開催期間/2025年8月1日(金)〜31日(日)

作品鑑賞時間/10:00〜21:00 ※作品によっては最終受付時間がありますのでご注意ください。

鑑賞料金/1作品500円(15歳以下は無料)※志度寺・津田の松原の作品は無料

さぬき市瀬戸内国際芸術祭情報(さぬき市公式サイト)→ こちら


瀬戸内国際芸術祭2025

会期/春会期 2025年4月18日〜5月25日・夏会期 2025年8月1日〜8月31日・秋会期 2025年10月3日〜11月9日

※さぬき市での開催は夏会期のみ

公式サイト https://setouchi-artfest.jp/


posted by sanuki-asobinin at 09:59| 香川 ☀| Comment(0) | 瀬戸内国際芸術祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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