お盆時期恒例、大串半島にある「さぬきワイナリー」でのワインの仕込みがはじまりました。
県内の農家さんから届いた甘い香りのデラウェアが次々と機械に投入。
新酒としてリリースされるまでしばしタンクで醸造されます。
これを皮切りに10月にかけて続々と県内外のぶどうからワインの仕込みが続く「さぬきワイナリー」。
今年の新酒ワインの味わい予想やこの春から新しくなった新定番ワインについてお聞きしてきました!
お盆の大串半島はオートキャンプ場でアウトドアを楽しむ方や、半島てっぺんの芝生広場で美しい瀬戸内海の風景を眺めようと、さまざまな方が訪れる観光スポット。
そんな中「さぬきワイナリー」でワインの初仕込みが行われるとあって、多くのメディアが集まっていました。
毎年最初の仕込みは秋に発売される「新酒 白」ワインのためのデラウェアの作業。
さぬき市、高松市、多度津町から届いたワイン用のデラウェアが工場前に積み上げられていました。
今年は2日間かけておよそ4000kgのぶどうを仕込んでいきます。
まずは房ごと除硬破砕機に投入! 枝と実に分けます。
綺麗に枝だけが取り除かれるのが特徴ですが、たま〜に緑色の粒が残っている場合も。
これは機械が見逃したわけではなく、実がまだ固いため取り除かれなかった粒。
まだ糖度が低い状態で、果汁に混じってしまうと酸味が出てしまうため、こうやって枝と一緒に廃棄されるのが望ましいそう。
枝から取り除かれた粒は次の機械に運ばれ、ぎゅう〜〜〜っと強い力で果汁を搾り取られます。
ぽたぽたと美味しそうな音が聞こえるとともに、とっても甘〜いぶどうの香りが広がります。このまま飲んでしまいたい…!
この後果汁は酵母を添加し、発酵工程を経て、低温管理されたタンクの中で醸造されます。
新酒なので寝かせる期間は短く、2ヶ月後の10月にはボトリングされて「新酒 白」ワインとして販売!
今年は雨も少なく、病気もなかったため、順調に糖度の高いぶどうが育ち、出来上がるワインも良いものができるだろうと松本副工場長。
特に白ワインが苦手な方でも「飲みやすい」と感じられるものを作っていきたいとおっしゃっていました。
「新酒 白」ワインは10月18日に発売予定。
今年は1000本限定、750ml 1760円税込となります。
白と同時に県内産のマスカット・ベリーAで仕込む「新酒 赤」ワインもリリースされますのでお楽しみに!
平成元年の創業当時から香川県内産のぶどうのみでワインを作り続けてきた「さぬきワイナリー」。
農家さんの高齢化や減少もあって県内だけでは原料がまかなえないことから、自社圃場で4種のぶどうを生産しつつ、昨年より県外産のぶどうも使用してワイン作りを行なっています。
結果、しばらく製造できなくなっていた定番ワインも再び作れるように。
そのタイミングで定番シリーズを刷新されました。
雫型のラベルが目印のワインがこの春から順次リリースされ、現在9種類売店に並んでいます!
香川県内のぶどうで作る「さぬき 赤」「さぬき ロゼ」「さぬき 白」。
県内県外ブレンドの「シャルドネ」。
ぶどうの産地である山梨県や宮崎などから仕入れた素材で仕込む「ナイアガラ」「甲州」「メルロー」「ランブルスコ」「マスカットベリーA」。
さらに今年は2種類、新ラインナップが登場する予定です。
中でも人気なのは、香川県のオンリーワン品種、香川大学開発のワイン用ぶどう「香大農R-1」を使用した「さぬき 赤(720ml/2750円税込)」。
毎年秋にリリースされる「香大農R-1」を使用の新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」と、「香大農R-1」ジュースから仕込んだワインをブレンドしています。
新酒よりも軽い飲み口であることから、重めのワインが苦手な方に好評だそう!
現在「香大農R-1」を使用したワインは「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」「さぬき 赤」「さぬきRED R-1ワイン(新酒+樽仕込み)」「赤ぶどう酒(甘味入り)」と、ラインナップも広がってきました。
通常のワイン用ぶどうよりポリフェノールが多いため、健康のために常飲しているという方もいらっしゃるそう。
「さぬきワイナリー」ならではの『赤』から、あなたの好みを見つけてみるのも楽しいかも!
(ここにきたら「さぬきワインソフト」で休憩しましょう。ノンアルなのでドライバーの人も食べられます)
新たなぶどうの仕入れを行うようになって年間3万本の製造ができるようになった「さぬきワイナリー」。
今後5万本ほどまで拡大できるようチャレンジしていきたいとのこと。
県内と県外のぶどうの良さを生かしたあたらしい地ワインづくりをこれからも応援していきましょう!


