今年も9月初旬からさぬき市多和地区で秋の味覚 栗の収穫が行われています。
と同時に栗を使った美味しいものも続々と登場。
「大窪寺」門前のうどん店「八十八庵」さんでは秋の名物「栗めし」が店頭に並びはじめました。
平日でもお昼ごろには売り切れるほどの盛況ぶり!
今年の栗の出来具合や今後の「栗めし」販売のことをお伺いしてきました。
さぬき市多和、四国霊場の結願寺「大窪寺」の門前にやってきました。
酷暑と言われる夏が終わりを迎えつつあり、日中もとうとうエアコンのいらない日がやってきました。
風も涼しく、気持ちの良い秋の1日を過ごすことができます。
暑さが引いてお遍路さんや参拝の方の姿も増えてきたような気がします。
「大窪寺」門前通りにあるうどん店「八十八庵」さんでも秋を感じるメニューが登場!
名物の打ち込みうどんとともに旬の味「栗めし」をいただこうと、毎日多くの方が詰めかけています。
「八十八庵」さんは近くに栗の自家農園を持っていて、毎年9月上旬から栗を毎日収穫。
今年は夏がかなり暑かったせいか、例年に比べて少し数は少なく、収穫時期も少しだけ遅くなったそう。
しかしいつも通りのおいしい栗が収穫できているそうです。
お店の裏では自家農園で収穫してきた栗を仕分けしていました。
道具は昔から使われてきた木製のもの。
手でざらざらと栗を撫でているうちに葉っぱや小枝、小さな栗が下に落ちていくという仕掛け。
外見は普通に見えても中には虫食いがあったりするので目を凝らしながら仕分けをするのが大変なのだとか。
大きな栗はそのままお店へ。皮をむいて栗飯に。
小さな栗は茹でて「ゆで栗」として店頭で販売されます。
今年も9月の中ごろから「栗めし」が始まった「八十八庵」さん。
前の晩からもち米を水に浸して、翌朝一番に炊き上がるように仕込みを行います。
大きな栗がゴロゴロと乗った食べ応えのある「栗めし」は、お赤飯がもちもちっとして、合間でいただく栗がホックホク。
口いっぱいにおいしさが広がり、身体中に元気が出てきます!!
ぬくぬくのお味噌仕立ての打ち込みうどんとの相性も抜群ですよ🎵
今年も10月いっぱいは栗飯を販売するとの事。
絶対食べたい!という方はお電話で取置きをしてからお店に行くのがお勧めです。
お店で込みうどんと一緒に食べるもよし。
パックや折り詰めの「栗めし」をなかなか大窪寺に出向けない方へのお裾分けにしてもよし。
今だけの味わいを楽しみにドライブがてら足を運んでみてくださいね。
11月になれば、目の前の大窪寺ではイチョウが色づき、山門のモミジもだんだんと美しくなってきます。
既に少しだけ色づいている葉っぱも発見しましたよ〜!
多和の秋が深まるのが楽しみです。
八十八庵


