さぬき市役所駐車場から歩いてすぐ、志度寺の門前通りにあるお寺「文殊院 地蔵寺」さんにやってきました。
こちらは四国霊場八十六番札所 志度寺のご本尊様である十一面観世音菩薩を刻み、お堂を建立したという凡園子尼により飛鳥時代に創建されたお寺。
本堂にはご本尊として文殊菩薩様、その周囲には日本廻国六十六体尊と言われる六十六体の仏像群があり、木造の像として確認されているのは国内でも地蔵寺のみだそう。
さらに地蔵寺のはじまりとも言われる、瀬戸内海を大暴れした大魚を退治したお話「悪魚伝説」が残っているお寺としても有名で、見どころが多いのも特徴です。
また、これまで志度で開催された夜型イベント「さぬきバル」でランタンを並べて来場者を迎えたり、瀬戸内国際芸術祭2025夏会期でもお接待をされるなど、どなたでも立ち寄りやすい雰囲気を作りながら、まちの賑わい拠点のひとつにもなりつつあるお寺さんです。
そんな地蔵寺さんでこの週末開催されるのが「第一回志度あかり夜市」。
過去に志度寺で開催されていた縁日「十六度市」のような地元の子供から大人までが楽しめる1日を志度のまちで開催したいと、地元有志のみなさんにより企画されました。
ただお祭りを開催するだけではなく、地域のつながりが薄れてきた現代に改めてまちと人、人と人を結ぶきっかけとなればと立ち上げられました。
タイトルからもわかるように、イベント当日は地蔵寺境内に志度ならではの灯りが設置されます。
志度出身の偉人、平賀県内が秋田で広めたと言う紙風船遊び(火を起こして空中に飛ばすランタン)をモチーフに考案された『源内ランタン』をたくさん用意。
日が暮れると同時に点灯して境内をライトアップします。
今回ランタンの側面には地元志度の小学生たちが描いた地元にまつわる物語やイラストが登場!
可愛らしいキャラクターや自分の好きなものなど、一つ一つ眺めていくと思わず顔がほころびます。
そんな灯りに導かれながら楽しみたいのが境内での屋台や縁日。
焼きうどんやカレー、サンドイッチ、ポテト、クレープ、焼き菓子、アジアン料理、ドリンクなどの飲食と、射的くじ引き、型抜き、石鹸作り、金魚すくい、スーパー、ボール、ヨーヨー、釣りなどの縁日が登場。
美味しいものを食べつつ楽しんでもらいたいのが、志度の昔の写真を映像化した「志度なつかし写真館」の上映。
そしてこの日は月に一度の地蔵寺本堂の文殊菩薩様のご開帳の日!
知恵を授けてくださる文殊菩薩様に会いに行きましょう。
ご住職からお寺の由来やご本尊様についてお話をお聞きできますよ🎵
なかなか普段お寺に入ることがないという方もたくさん遊んでたくさん食べて、ゆっくりと秋の夜を過ごしてみてくださいね。
(「文殊院地蔵寺」ご住職さん、あかりさん)
「今年は平賀源内や瀬戸内国際芸術祭の流れがあり、ずっとこのまちに人の流れがあります。そんな中、昨年からここでお祭りをやってみたいという話があり、うちもできることがあればと場所を提供することになりました。と同時にこのお寺を知ってもらいたいですね。」
準備の様子を覗いてみました!
10月25日(土)のイベントに向けて、実行委員のみなさんは入念に打ち合わせ。
ランタンの置き場所や店舗の配置を確認しつつ、、、
客殿の中ではランタン制作部隊がせっせと組み立てを行っています!
折る人、両面テープ切る人、貼る人に分かれて作業中〜!!
四角い柱状に綺麗に仕上げるのが結構難しい!
子どもたちが描いてくれた絵が皆さんの手でどんどん組み立てられていきます。
そんな中、実行委員の熱意に触れてお手伝いに参加したと言う地元の方もたくさん来られていました!
「地域のことを思って動いているのがいいなと思ったのでお手伝いに来ました。我が子もランタンの絵を描かせてもらったんですが、楽しみながら子どもたちが喜んでくれるのが一番だと思います。これからも応援したいと思います。」
「みんなで団結してやるとすごく盛り上がっていいですね。自分も子どもも楽しめるので、これからもちょこちょこお手伝いしながら一緒に盛り上げていきたいと思います。」
お祭りを作るところから既にご縁づくりが始まっている「志度あかり夜市」。
当日もたくさんの方とのご縁がつながりそうです。


