10月18日土曜日さぬき市長尾の四国霊場八十七番札所長尾寺にて「さぬきバル〜竹あかり長尾寺篇〜」が開催されました。
昨年に続き2回目となる夜型イベントですが、長尾地区の特産である竹を使った灯りとともに、来場者が同じ食卓を囲むような70メートルもの長いダイニングテーブルが境内を横切るように登場。新しい長尾寺の風景に驚かされました。
一角ではかつてこの場所で踊られてきた盆踊り「長尾おどり」が復活すると言った試みも。
竹あかりだけじゃない、長尾の良さ。
「さぬきバル」で見つけた長尾のまちの記憶をご紹介します。
これらの竹筒のデザインはさぬき市寒川町出身・在住の美術作家 千田豊実さんが担当されました。
300本を超える竹筒の加工はバンジョイ塾のみなさんやさぬき市観光協会が一緒に制作を行い、それはもう大変な作業だったそう。
コーディネートを担当されたのは、さぬき市出身で関西を中心に活躍されているボタニカルアーティストの谷井聖さんです。
(ボタニカルアーティスト 谷井聖さん)
「昨年はバルで買った食べものを食べる場所が少なかったんです。
だから今年は長いテーブルを作ってみんなが食事できるようにしようというのがコンセプトになりました。
いろんな人がここに集まって、ひとつのコミュニティとしてつながっていく。それを大事にしながら作りました。」
最初はディスプレイとして眺めていたお客さんたちもだれかがここで食事を始めると、続いて1人、もう1人。
家族、お友達同士と、、、だんだん人が増え、お寺の中心にあるテーブルにみんなが集まっていく様子が眺められました。
まるでひとつの大きな家族のよう。
特に夕暮れの時間は美しい夕日のおかげで格別な風景を楽しめました🎵
今年もお子さんたちに大人気でしたよ〜!!
長尾の和菓子店「孝子堂」さんの和菓子や造田の桃農園「飯田桃園」さんのドリンク、長尾寺を参拝される方にも人気の長尾寺名物「甘納豆おはぎ」も!
LEDの灯りでやさしく光るミニランタンは2種類。
長尾寺ゆかりの静御前の屏風絵がプリントされたミニランタンと、白紙のランタンに思い思いの絵を描くことができるオリジナル絵付けランタン。
自分が好きなものを描きたい!というお客様が多かったようで、つぎつぎと素敵なランタンが出来上がっていましたよ〜!
絵がとっても上手で色の使い方もキュート!!
大好きなものへの愛情がたっぷり描かれています🎵
あかりが灯ったときにどう変わるかも楽しみ!
ちなみにミニランタンの夜バージョンはこちら。
こんなふうに光って会場を照らしてくれました!
境内からは小気味良い三味線の音楽も流れ出し、お寺にぴったりの秋の1日。
こんなふうに長尾寺で過ごす時間を楽しめるなんてと、発見の多いイベントでした。
かつて長尾寺で踊られていた「長尾おどり」が復活!
地元の方によりますと、長尾寺ではかつて「十一度市」と言うお祭りを開催していて、その際には境内に櫓を組んで「長尾おどり」を踊っていたのだそう。
市が開催されなくなった後も旧長尾公民館で開催されていた「長尾ワイワイまつり」で引き続き踊られていましたが、イベント自体がなくなってしまった今、お隣の造田地区で開催される夏祭りでのみ踊られているのだとか。
わたしも実際に踊ってみました!
1、2、3、4、叩いて流して、右、左。
まえ、うしろ、1、2、3、4、叩いてうしろ、右〜左〜!
最初の振りを覚えればあとはルーティーン。比較的覚えやすいかも?
(さぬき太棹三味線 長尾さん)
「25年ほど前、太棹三味線の会ができた頃に長尾寺の行事『三味線餅つき』の伴奏を引き受けました。その際にはいろんな曲を演奏しますが、その中にも『長尾おどり』があったんです。高松の盆踊り『一合まいた』と同じメロディですが、歌詞には長尾の地名がいろいろ入っていて、当時はソノシートもでていたんですよ。今年のさぬきバルではお昼に演奏の時間があったので、少しでも浸透させたいと思ってこの時間を設けてみました。」
年配の方は曲がかかると自然と踊れてしまうという方も多い『長尾おどり』。
しかし地元の人がみんな踊れるわけではないことに驚いたと言う長尾さん。
(写真:2019年の長尾寺三味線餅つきの様子)
(さぬき太棹三味線 長尾さん)
「長年、お正月に長尾寺で開催してきた『三味線餅つき』自体を知らない人や、三味線を見るのも初めてと言う方も多いんです。これからも長尾寺の境内で何か行う時には『長尾おどり』を残したいですね。」


