11月3日(月・祝)志度寺仁王門前にて、瀬戸内国際芸術祭2025公式イベント「江戸一番隊 奉納演奏」が行われました。
野良着を身に纏い、太鼓や三味線、ほら貝、篠笛を粋に演奏する江戸一番隊のみなさん。
その瞬間だけこの場所が江戸時代に遡ったようにも見えました。
3連休の最終日、まちの皆さんも集まってその様子を楽しんでいましたよ。
今回は兼ねてから彼らが行ってきた四国遍路の巡礼に合わせた奉納演奏となりました。
その様子をご紹介します。
快晴の11月3日(月・祝)の朝、さぬき市志度にある四国霊場八十六番札所 志度寺にやってきました。
この日はちょうど春から行ってきた特別御開帳の最終日。
3連休ということもあって、ひと目ご本尊の十一面観世音菩薩様を拝見しようと多くの方が朝から参拝に訪れていました。
仁王門の前では、10:00から瀬戸内国際芸術祭2025の公式イベント「せっぷくぴすとるず 瀬戸内進出鬼没」のパフォーマンスのひとつ、「江戸一番隊 奉納演奏」が行われると聞きつけ、朝早くから多くの方がスタンバイされていました。
パフォーマンスを行う切腹ピストルズは1999年に東京で発足。
野良着を纏って和楽器を手に持ち、自由自在にパフォーマンスをする姿がおなじみで、瀬戸内国際芸術祭だけでなく「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「酉年式念大祭奉納演奏」「東アジア文化都市開会式」などに出演されています。
地域の方々を魅了してファンを増やすと同時に、一緒に演奏したいという隊員希望者も増えて今では25名で活動中。
イベントの日には全国各地から隊員が集まって演奏を行うのだとか。
今回の瀬戸内国際芸術祭では、秋会期の11月1日〜9日までに会場を巡りながら船の見送り演奏や練り歩き演奏を行っています。
その1つとして行われる志度寺の奉納演奏は、彼らが数年前から始めた四国遍路の巡礼に合わせて行われるもの。
この時ばかりは「江戸一番隊」に名を変え、演奏後はしっかりと参拝を行います。
時間になり、どこからともなくほら貝と笛の音が聞こえてきました。
仁王門の脇から江戸一番隊の皆さんが登場!!
お腹に響く太鼓の音色!
リズミカルな鐘と笛の音色が心地いい〜!!
演奏してくださったのは3曲。
彼らを代表するテーマ曲であり、時代の変わり目に現るものとして信じられている狼をモチーフにした「狼信仰(オオカミ)」。
都会の開発で建ちすぎたビルを崩して土地をならして耕そう!というコメント共に始まった「たがやし」。
可動性のある鳴り物と民衆のエネルギーの塊として多大な影響を受けたという阿波踊りにもちなんだ一曲「雷なると」。
重めの太鼓の音色が鳴り響く楽曲から、軽快な篠笛のリズムと掛け声に合わせて観客の方も手拍子で楽しめる一曲まで。
初めて観る方も体を揺らして楽しめる曲ばかり!
楽器のまま観覧者に詰め寄るシーンでは思わずみなさん笑顔に!
予定よりも少し長めに演奏いただき、大きな拍手に包まれて終了!
どこか懐かしさを感じるリズムに体を揺らし楽しむ気持ちいい時間を過ごせました。
演奏後は志度寺の参拝も。
お遍路は現在半分ほど歩き遍路で巡ってこられたというみなさん。
札所に参拝する際には許可をいただいて奉納演奏を行なっているそうです。
今回はコロナ禍以降、久しぶりの参拝となりましたが、実は志度には以前も来られたことがあるのだとか。
三味線を弾いている方が下駄・雪駄の職人さんで、前回は桐下駄の工場を見学させてもらったそう。
般若心経を唱えて本堂と大師堂を巡り、御朱印をいただいて次の会場である本島へ出発!
みなさん「志度寺でこんなにたくさんの方に来ていただけるなんてとても嬉しい」とおっしゃっていました。
今後の「せっぷくぴすとるず 瀬戸内神出鬼没」スケジュールは11月8日(土)・ 9日(日)四国村ミウゼアムにて。
がま口、履物などを販売する商店や人相書、寄席を行います。
詳しくは瀬戸内国際芸術祭実行委員の公式サイトをチェックして、彼らの違った一面も楽しんでみてはいかがでしょうか?
瀬戸内国際芸術祭2025 公式イベント
江戸一番隊 奉納演奏
開催日時/2025年11月3日(月・祝)10:00〜10:15
会場/志度寺仁王門
瀬戸内国際芸術祭 公式HP https://setouchi-artfest.jp/


