2025年07月29日

【瀬戸芸2025】ケイトリンさん&ウェインさんの作品制作お手伝いへ@津田

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瀬戸内国際芸術祭2025夏会期(8月1日〜31日)に向けて、着々とさぬき市各所で作品制作が行われています。

今月に入って一般の方もお手伝いに参加できるようになり、地元の方がアーティストさんと交流する時間も増えてきました。

今回は津田の松原に設置されるケイトリン・RC・ブラウンさん&ウェイン・ギャレットさんの作品『時間との対話』の制作お手伝いの様子をご紹介します。

松原を通りがかるとき、中でキラキラと光るレンズを見つけて「これは何?」と近づいてくる方も。

長くこの場所に生きる松原の木の魂を表現したという作品。

ケイトリンさん&ウェインさんの思いや、こえび隊&地元の方によるお手伝いの様子をご紹介します。



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さぬき市の観光名所であり、県内有数の海水浴場でもある津田地区の「津田の松原」。

約11ヘクタールの松原の中には樹齢600年を越すもの含む3000本の松が立ち並んでいます。

今の夏は「瀬戸内国際芸術祭2025」夏会期の会場にもなることから約80000人もの人出を見込んでいます。


津田エリアでは、カナダのアーティスト ケイトリン・RC・ブラウンさん&ウェイン・ギャレットさんの作品『時間との対話』が期間中屋外展示されるのと、8月24日(日)に台湾のダンスカンパニー 雲門舞集のパフォーマンスが津田の松原で開催されることが決定。

7月中はケイトリンさん、ウェインさんの作品制作のお手伝いに一般の方も参加できるとお聞きして、覗きに行ってきました。

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7月に入って津田に到着されたケイトリンさん、ウェインさん。

おふたりは2010年からカナダを拠点に活動されているアーティスト・ユニットで、制作のスタイルは多岐にわたり、鑑賞者の認識や場所の社会的背景に着目し、日常に対する新たな気づきを生み出しています。

海外のアーティストさん、と思うと緊張してしまいますが、この日のファッションは夏の日の少年少女のように軽やかな麦わら帽子とTシャツ・短パン姿。

海で泳いだり、毎日近くのうどんで冷たい野菜天うどんを食べているとお聞きして、ますます親近感を感じました。笑

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今回の瀬戸内国際芸術祭2025で展示される作品『時間との対話』は、おふたりが昨年初めて津田に訪れたときに感じたことをきっかけに誕生しました。

(ケイトリン・RC・ブラウンさん&ウェイン・ギャレットさん)

「視察で津田の松原を訪れて魅力的な神木を見て、このエリアではどんな変化があったのかが気になりました。

 地元の方から人口も松原の木も減少していることを聞いて、そこから作品の最初のインスピレーションが生まれたんです。」

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『時間との対話』はレンズのカーテンを使って昔からこの場所に存在している松原の木たちの魂を表現したもの。

数本の松の木に細いチェーンを30か所ほどかけ、使わなくなったカメラレンズを13000枚繋ぎ、レンズのカーテンを何枚も作ります。

レンズを通せば見えてくる増えていく松の木、イレギュラーな空間。

作品を見る人たちによって新しい目線や考え方を感じてもらえたら、という思いが込められています。


レンズとチェーンは昨年の「北アルプス国際芸術祭2024(長野県大町)」で制作した「ささやきは嵐の目のなかに」用に使用したものを使い、瀬戸内国際芸術祭2025ではさらに新展開も。

志度・津田エリアの作品鑑賞時間が21:00までということもあり、夜のライトアップも楽しめるようです。

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設置場所は津田の松林の中でも西側のエリア、元日本料理店「洗心亭」と「出逢い橋・見逢い橋」のすぐ近く。

鑑賞する人は涼しい松原の中を歩いていくことで作品に到着できます。

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高いところで11〜12mの高さの枝から吊り下げられた10数本のチェーン。

とても細く、遠くから見るとレンズだけが宙に浮いているよう。

近くに来ると蜘蛛の糸にくっついた雨粒を思い出します。

高齢で弱りつつある松の木もあることから、設置の際は松原を管理している造園屋さんに枝をチェックしてもらいながら行っているそう。

「神木にアートを設置できることはすごく光栄だけど、みなさんが大切にしてきた特別な木と素晴らしい景色を自分たちの作品で傷つけたくない」とケイトリンさん・ウェインさん。

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レンズのカーテンはランダムに形作られたように見えて、実は意図的な配置。

『木の魂を表す』というテーマから抽象的な人間のようなシルエットを作っていて、実は頭・腰・下半身の3つのセクションに分かれています。

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お手伝いでは腰以下の低いセクションをみんなで作っていきます。

実は6月ごろから瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター「こえび隊」や地元の方のお手伝いで着々とレンズやチェーンの準備が進められてきました。

綺麗に洗浄されたレンズを1枚手に取り、表と裏の面を確かめたら…

へこんでいない表面を海の方向に向けてチェーンにくっつけていきます。

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レンズには1つにつき2本の針金があらかじめつけられていて、それをチェーンの穴に通してくっつけます。

左右水平になっているか確認したり、隣り合うレンズが同じ高さに並ばないように作業するのがポイント。

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「針金を通すチェーンの穴が見えづらい〜」という方も。

まさに針に糸を通すような作業です。

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作業が始まるとみなさん真剣! 黙々と進めていきます。

木陰なので比較的過ごしやすくて作業も着々♪

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どこからともなく地元の方も散歩がてら近づいて作品を眺めています。

中には「お手伝いできるって聞いてきました〜」ときてくださる方も。

途中参加・途中退出OKという気軽さや、海遊び・まちあるきにきた人が立ち寄りやすい場所だったこともあり、その後も30人を超える方が来てくださったそう。

犬の散歩がてらやってくる方も多くて「なぜかこのエリアには芝犬が多いね!笑」とウェインさんもワンちゃんに会えるのを楽しみにしているよう。

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プロジェクトによっては屋内・屋外さまざまな作品を作られてきたケイトリンさん&ウェインさん。

今回の『時間との対話』ではどんなふうに作品を楽しんでもらいたいのでしょうか?

(ケイトリン・RC・ブラウンさん&ウェイン・ギャレットさん)

「回遊できるような空間を作りたいと思っているので、来ていただいたらまず冒険をして欲しい。

 レンズのカーテンは二重になっているので仲間同士で向かい合って、レンズを通してお互いを見てみるのが面白いと思います。

 地元の方は普段見慣れてきた松原がどう変化するのか。遠くから来る方はレンズを通して松原の魅力的なところを楽しんで欲しいですね。」

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「こえび隊」のみなさんや地元の方のおかげで着々と完成に近づいている『時間との対話』。

夏の間のみ現れるイレギュラーな松原の姿を楽しみに、ぜひ足を運んでみてくださいね。


また、瀬戸内国際芸術祭2025夏会期の作品制作や受付のお手伝いをしてみたい方は「こえび隊」公式サイトでスケジュールと空き状況をチェック!

瀬戸内国際芸術祭サポーターこえび隊 公式サイト https://www.koebi.jp/



時間との対話/ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット(カナダ・2025年)

開館時間/2025年8月1日(金)〜31日(日)屋外常設

場所/津田の松原 洗心亭近く

鑑賞料金/無料

瀬戸内国際芸術祭2025

会期/春会期 2025年4月18日〜5月25日・夏会期 2025年8月1日〜8月31日・秋会期 2025年10月3日〜11月9日

※さぬき市での開催は夏会期のみ

公式サイト https://setouchi-artfest.jp/


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posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 ☀| Comment(0) | 瀬戸内国際芸術祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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